起業
2025.04.08

起業するとは

こんにちは代理店コネクト運営担当者です! 最近は、学生のうちから会社を起業するなど日本でも多くの若い起業家が活躍しています。 しかし起業とは実際に何をすることを指すのでしょうか。 自分も起業したいと思ったら、何から始めれば良いのでしょうか。 この記事では起業という言葉の意味から、 失敗しないためにあらかじめ理解しておくべきことまで解説します。

起業とは

起業とは、「新しく事業を始めること」を意味し、 主に法人設立を伴った独立を指す事が多いです。 一般的には、会社を辞め、法人を立ち上げることを”起業する”と言うことも。 「起業=法人化する」と考えると、わかりやすいかもしれません。 最近では、ベンチャービジネスやスタートアップ企業など、 起業する若者が増えているイメージがありますよね。 ただし、起業してすぐに安定収入が得られる人は稀です。

起業までの道のりの例

起業は簡単だが費用が掛かる

事業自体に事業形態は関係ないので、「起業したい!」と思ったら 個人事業主として税務署に「開業届」を提出するのが一番簡単な方法です。 株式会社の設計については、資本金は1円でも大丈夫なのですが、 法人登記のための諸費用などで20万円程度かかります。 また、法人を設立する方が社会的な信頼度は高くなりますが、 法人格を維持するためには法人税など毎年負担する税金が出てきます。 赤字でも支払わなければいけない税金もあるので、 起業した後の費用のことも考えておく必要があるのです。

起業の目的を考える

起業の目的が、感情的な理由や思いつきでは、 まず長期的に成功することは難しいでしょう。 起業をする際には、 – どうして起業する必要があるのか – このビジネスを通して何を実現したいのか – 事業を通してどんな自分になっていきたいか などを考え、辛い時でも立ちかえれるような信念を築くことが重要です。

事業内容を決める

起業する目的を決めたら、次に目的を達成するための事業内容を考えます。 事業内容を思いついたら、そのビジネスを誰に提供するのか、 どうやって提供するのかビジネスモデルを考えます。 ビジネスモデルは製品やサービスの提供方法・顧客層・収益源など、 ビジネス全体の構造を表します。

起業計画の具体化

起業するの前の準備として、会社の基本情報を決めて、事業計画書の作成をします。 事業計画書とは、新規事業や事業拡大などを行う際にその計画をまとめた文書の ことを指します。 また、「この人なら実現できそう」「説得力がある」と思わせるほどの 熱がこもっている事業計画書であれば有利に働きます。 いわば、事業計画書はビジネスの協力者集めのツールです。

資金を集める

事業計画書をもとに、どれくらいの資金が必要か具体的に算定します。 次に資金をどのように集めるか考えます。代表的なものは以下のとおりです。 – 出資を受ける – 融資を受ける – 補助金・助成金制度を利用する – クラウドファンディング

設立手続きをする

法人として起業する場合は、登記書類の準備や各役所での手続きが必要です。 具体的な手順は以下のとおりです。 1. 会社設立に必要な基礎情報を決める 2. 会社用の実印を作成する 3. 定款を作成する 4. 作成した定款を公証役場で認証を受ける 5. 資本金の払い込みを行う 6. 会社設立に必要な書類を用意して法務局で登記申請する

まとめ

起業までの道のりは起業する形態によってさまざまです。 起業形態や資金の集め方など、起業計画をたてる中で十分に検討し、 自身にあったものを選びましょう。 起業することは法改正や自治体の起業支援によりハードルが下がっていますが、 会社を設立する前に決めることや手続きの際に用意する書類などは数多くあります。 したがって、それらを事前に知り準備しておくことでスムーズな起業に繋がるでしょう。